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いままで新築の住宅にだけ「長期優良住宅」という、付加価値の高い住宅の認定を受ける事が出来ましたが、平成28年4月より増改築によって断熱や耐震、耐久性の向上など一定の性能基準を満たす事で、長期優良住宅の認定が受けられるようになります。
新築で長期優良住宅を建てるメリットは、固定資産税や不動産取得税の軽減、住宅ローン減税の拡大、ローンを組まない場合の所得税の控除、住宅ローンのフラット35低金利タイプが使えるなど沢山あります。また、高性能住宅なので省エネで耐震性にすぐれ、維持管理がしやすく長寿命である事も大きなメリットです。そして認定住宅なので売買時にも有利になってきます。
今住んでいる家を建て替えずにリフォームをして長く住みつづける、またあえて中古住宅を購入して改修によって住みよい家を手に入れるという方が現在増えてきています。これは、新築よりも予算が安く済むと共に、固定資産税は安いまま、中古の購入でも不動産取得税は耐震改修を行う事で減額されるなど、新築時よりももともと税金面で有利だという事もあるのです。
私たちが今住んでいる家のリフォームや手を加えて中古住宅の購入を考える時、まずは水回りを更新して、壁紙の張り替えや外壁の塗り替え、と古くなった部分をきれいにする事から考えますが、もう一歩進んで家の耐震性の改善や、暖かく省エネにするための断熱化を行うなど、性能や耐久性の向上に踏み込んでいくと、この長期優良住宅の認定の可能性が出て来ます。
認定まで行くにはそれなりに大きな工事になってきますが、今は長期優良化のリフォームに使える補助金があり、今お住まいの家や中古住宅を増改築によって認定住宅にする良いチャンスです。
3世代同居のためにキッチン、浴室、トイレまたは玄関のどれかを増設する工事を行うと、所得税の減税要素に追加される事になりました。減税されるには上記のうち二つ以上が2カ所になる工事で、たとえば既にトイレが二つあり、浴室1ヶ所を増設する工事もあてはまります。
リフォーム減税とは、耐震、省エネ、バリアフリーの工事にそれぞれ工事費の一部にかかる費用分の所得税が減税(一定額以上の工事に適用)されるという制度です。これに三世代同居のための工事が加わると、工事内容の中に減税に該当する箇所が増える可能性が期待できます。
具体的には、親と同居を行うために子供世帯に浴室やキッチン、トイレの増設を行い、先々の介護を考え親世帯はユニットバスにして床を平に、また廊下の床の段差解消や扉の広さの改善などを行うと、三世代同居とバリアフリー化の工事費の一部の所得税が控除されます。また、いっしょに耐震改修や内窓を付けるなどの断熱化を行うと、更に大きな税金の戻りが期待出来ます。この制度の追加によって三世代同居をお考えの方はとても有利になると思います。
代表取締役 鈴木 晴之
在来工法により木造住宅を作る場合、木材をつなぎ合わせたり直角に接合する部分に使われる方法で、継手、枘(ほぞ)等とも言われているものです。
よく使われる継手は下記の写真にある腰掛け蟻(あり)継ぎ、腰掛け鎌継ぎがあります。
一般的には蟻継ぎは直角方向の継手として、鎌継ぎは材の長さ方向の継手として使われますが、蟻継ぎを長手方向の継手として使うこともあります。
大工が手刻みをしていたころは坪単価の安い建物は、手間をかけないために、鎌継ぎの代わりに蟻継ぎにしたのではないかと思います。最近は継手の加工も機械加工に変わってきましたのでこのような選択をすることはなくなりました。
右側の写真が機械加工の仕口ですがきれいにカットされています。でも時々切り口のシャープでないものを見かけ ることもあります。機械の歯が切れなくなると起こる現象 ですが、強度には関係ありません。
歯の交換頻度を加工量 で決めているのですが工場によりその頻度が違います。
こまめに歯を替える工場がきれいな仕上がりになりますの で注文する我々はこの様な事も注意する必要があります。
手刻みのころなら大工の腕を見極めることとつながりますね。
左側の図や上記左側の写真の枘(ほぞ)穴には柱が挿さるのですが、枘の長さは強度にかなり影響していて、自分の経験ですが、3坪ほどの小さな小屋を解体するときに壁を全部外し柱だけにした建物にロープをかけて車で曳倒そうとしたのですが壊れなかった経験があります。
この時の建物の柱が、長枘で、この抵抗で壊れなかったわけです。
木造建築の計算外の余力を垣間見た経験でした。
木材は粘りもあり強度に優れたた材料ですが、左の図のように通し柱に4方から柱が挿さるような場合は柱の欠き込み部分が多くよほど太い柱を使わないと折れてしまう場合もあります。
昔の建築では大黒柱という柱があり、とても太いのでこのような欠き込みがあっても良かったのですが、最近の建物は柱が昔に比べて細いので、本当に現場で折れてしまうようなこともあります。
このような場合最近では金物による仕口もあり細い柱でも欠き込を少なくして耐力を維持することができるようになりました。
右側の金物はクレテックというメーカーの金物ですが大きな梁を取り付けるために、たった3~4本のボルトで止めることができます。
また、最近では機械加工の技術が進んで下の左側の様に斜めのカットをすることで梁の耐力を、従来からある右側のカットより2倍ぐらいの力が出せるようになりました。
建築に携わる人たちの間でも金物を多用することの是非や、機械加工より手加工のほうが良いという人たちもたくさんいますが金物は実験により耐力を表示されていますので、計算通りの力を出せる事、木材の欠損を少なくできる等の利点があります。古い建物を壊すと使われていた金物が錆びていたり、木材が乾燥でちぢんでしまったため金物本来の機能が果たせていない物もあります。
ただここ10年ほどの金物の進化は目を見張る物が有りますが、まだまだ進化中です。木材にも集成材が出来、合板も進化しています。
また無垢の木材の乾燥技術も大きく進化して柱の乾燥には絶対に必要だった背割りも、人工乾燥では必要がなくなりました。そして木造建築はものすごく強くなり、5年前の東日本大震災でも地震で壊れた家はほとんどありません。
開発されている現在の技術の答えは100年後に出るのかもしれません。
薬害HIV感染被害で犠牲になった人たちに捧げます。
そして、希望を持って生き続けることをコンサートに託しました。
日 時:4月12日(火) 19:00開演(開場18:30)
場 所:「浜離宮朝日ホール」中央区築地5-3-2 都営大江戸線徒歩3分
入場料:4,000円(全席自由席)
演奏曲:シューベルト「しぼめる花」の主題による序奏と演奏曲D802
モーツアルト 弦楽四重奏曲 第14番 ト長調K.387「春」他
総合音楽監督は池辺晋一郎さんで今年のゲストはフルート竹山愛さん、弦楽四重奏団 モルゴーア・クァルテットの皆様です。
毎年、違う楽器の演奏者がゲストで、いつも楽しいです。
✰チケットご希望の方は当社にありますので、ご連絡ください。
2/25日の寒い日、錦糸町の「すみだトリフォニーホール」にモーツアルト作曲、オペラ「コシ・ファン・トウッテ(女はみんなこんなもの)」を見に行きました。
久々の錦糸町のネオンに胸も弾み、狂言オペラってどんなだろうかとワクワクしながら劇場に。
座席は二列目の真ん中で益々気持ちが高まります。中央に高座と背に金屏風、左端にイスが9脚おかれているだけのシンプルな舞台です。
開演時間になるとこの舞台を脚本・演出した噺家の桂米團冶師匠があらすじを現在の風潮を折込みながら落語を交えて解説の後、高座を片付た舞台ではドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン管楽ゾリステンのメンバーがモーツアルトを奏でる中、茂山一門の狂言師の6人で男女を演じます。
観客も巻き込んだ講演は拍手の鳴りやまぬ中、終わりました。
音楽を聞き狂言・オペラ・落語も楽しんだ舞台でした。(白井)
☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:9日(水) 19日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。
☆パッチワーク教室
日時:8日(火) 12日(土) 22日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。