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一般的にゼロエネルギー住宅とは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を差しますが、これはまったくエネルギーを使わない住宅ではなく、省エネルギー性能の高い住宅に、発電などでエネルギーを創出する事によって、差し引きにより年間で使用するエネルギーが正味ゼロになる住宅の事です。(生活家電などのエネルギーは含まれません。)
つまり、足りない分はエネルギーを造って補い、結果ゼロにする家という事になります。簡単に書くとそういう事ですが、ただし一般の住宅よりも省エネルギー性能を高めるための評価基準をクリアしなければなりません。
では具体的に一般的な住宅とどんなところが違ってくるのでしょうか。建物を最新の省エネルギー基準値以上する事で、高性能で厚い断熱材になり、断熱性の高い窓やドアが付きます。庇やブラインド等の日射遮蔽の設置も必要になります。また空調や給湯・照明の設備に高い効率を求められ、エコキュートやLEDといった最先端の設備が必要になります。更にエネルギーを造る方では、太陽光発電パネル等の設置が必要になります。
これらにかかる費用が建築費に加算される事になりますが、コスト増加分の一部として国から125万円の補助が受けられます。(※その他に別の制度もあります。)
ゼロエネルギー住宅は現在では一般の家と比較すると高価であり、補助金だけでは差額分を埋める事は出来ませんが、住まい手として建てるメリットはあるのでしょうか?
実はゼロエネの基準となる省エネ基準は、2020年には全ての住宅に義務化されます。それを先取りして考えると、太陽光発電だけが費用の増加分と考えられます。そしてその4年間を先取りする事に損はありません。なぜならば、その間も光熱費が抑えられる事、暑さ寒さから逃れ快適な暮らしが出来る事、そして4年後以降に古い基準の住宅になってしまわないなど、メリットは沢山あります。
更に、省エネルギー基準を満たすと「長期優良住宅」や「低炭素住宅」の認定を受ける事が簡単になります。認定を受けると所得税や固定資産税の減税、住宅ローンの金利優遇などのメリットが付加されます。
このように省エネルギー基準を満たすとメリットが多いのですが、この基準を満たす事によって実際の生活環境に対してはどうでしょうか。省エネルギー基準はもともとが目標値だったこともあり、ほとんどの住宅は大きく基準から離れた建物であったため、それから比べると省エネ性能はとても高いと言えます。ですがあくまでも公的な基準であるため、寒冷地の考えから生まれた高気密高断熱の住宅と比較すると建物の温度差や保温性、結露などの面でまだまだ大きな差があります。
ゼロエネ住宅を考えるのであれば弊社では+高気密高断熱として、より建物の性能を高める事をお勧めします。より建物本体の性能を高める事が本来の省エネ住宅であり、太陽光パネルが多く乗らない小さな屋根の家もZEHが可能になります。またその余力分で生活家電等の分まで補える本当のゼロエネを目指す事も出来るでしょう。
代表取締役 鈴木 晴之
福岡空港から 新幹線で熊本駅に着くと、駅のエスカレーターがすべて使えなくなっていて、ちょっと驚きました。東日本大震災の時には東京では止まっていなかったので、修理している人に話を聞いたところ、度重なる揺れで床とエスカレーターとの取り付き部分が歪んでしまい動かなくなったということでした。
今回の熊本市内では相当な揺れがあったことをまず認識しました。熊本市内も熊本城をはじめ市内の建物にもかなりの被害が認められました。現地の人に案内をしていただき熊本市内と被害の一番ひどい益城町とその周辺を見ることができました。
熊本城近くのお城と向い合うように建っているホテルでは壁一面に割れが入り使用できない状態でした。
益城町に入るとあちこちにこのような家が沢山あり地震のすさまじさを物語っています。被害の一番大きい、町役場のある通りは両側の家はほとんどがつぶれるか、傾いていて本当にすごい被害状況でした。
この建物は店舗なので前面に壁が少ないのですが、一面だけあった壁の筋交いが裂けていました。
入居者募集の看板は真っ直ぐに立っているので傾きがわかると思います。
右の写真では1階がつぶれて2階から出入りしている様子が読み取れます、窓の下に脚立が取り付けられています。
川沿いの住宅が立ち並んでいる処でもこのように1階がつぶれた家が沢山ありました。土手が崩れるのを防ぐためなのでしょうか、土手の上には土嚢が積んであり、このような場所はあちこちにありました。
この家はごく最近に屋根瓦の吹き替えを行ったと思われます。屋根瓦は一枚も落ちていない様です。最近の瓦は落下を防ぐためにすべての瓦を固定するような仕様に変わりました。その結果瓦は残りましたがその重さで家がつぶれてしまいました。構造にも問題はあったとは思いますが、不思議な光景でした。
右の写真 古い形式で葺いた瓦はこのように落ちています。瓦が落ちて屋根が軽くなり建物が残っているようです。
土地が広いので、東京ではほとんど見かけない平屋もたくさんありますが全体に被害は少ないです。でもこの家は平屋ですがかなりの被害が出ていました。瓦も崩れていますし、壁も外れています。写真を拡大すると地盤が盛り上がり奥のフェンスも持ち上げられたように見えます。また奥の2階建ては鉄骨造のようですが外壁が落ち、2階の梁沿いに割れが入っていました。下からの相当大きな力が加わったようです。
今回の熊本地震は阪神大震災や東日本の地震に比べ建物の破壊が大きいように見えました。狭い範囲ですが、地震力の大きさは先の2つの地震よりも大きかったのではないかと、建物の破壊程度を見て感じてまいりました。いろいろな方法で調査が入り、結果が部分的に出てきていますが、十分な調査とその検証が待たれるところです。
福島と同じように熊本でも仮設住宅の準備が始まりました。全国の工務店の団体が木造で150棟の住宅と10棟の集会場の建設を請け負いました。今後土地の手当てが出来次第、順次追加発注が続くようです。熊本の八代は畳表の産地です、今回も畳敷きの仮設住宅が沢山作れそうです。
東日本大震災以前は仮設住宅はすべてプレ協(プレハブ建築協会)がプレハブの仮設住宅を提供してきましたが、福島では1000棟の木造の仮設住宅を地元の工務店が作りました。木のぬくもりのある仮設住宅は被災した人たちにとても喜ばれました。その実績の下、今回の仮設住宅建築でも一部の仮設住宅を地元の工務店が建築することになりました。(後関)
東京流通センターで開かれた内覧会では大勢の来場者で賑わいました。
その中で多くの人の興味をそそった商品がレンジフード「ほっとクリーンフード」という全自動おそうじファン付きレンジフードで、10年に1度の手入れで良いという画期的な商品でした。
9月より入社しました、鈴木達也と申します。設計事務所にて3年間、ハウスメーカーにて3年間勤めてまいりました。
計事務所では、建築基準法の解釈を突き詰める事で、お客様にとって最大利益(数字上)を生みだす提案を行ってまいりました。新規開発時の公官庁との調整など、お任せください!
また、ハウスメーカーではお客様の思いを上回る家造りに努めてまいりました。設計・工事・営業の思いをひとつにまとめる事で、お客様の満足を得てまいりました。社会で経験させていただいた事を大和工務店で生かし、お客様に提供したいと考えております。
建物に関するささいな事でもご相談下さい。解決させていただきます!
大和工務店は、工務店業界が人材不足と言われる中でも、若く優秀な職人さんが集まっている工務店です。若い世代同士切磋琢磨し、新世代の工務店としてお客様にサービスを提供できるように努めてまいりますので、宜しくお願い致します。
鈴木 達也
☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:8日(水) 18日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。
☆パッチワーク教室
日時:11日(土) 14日(火) 28日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。