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皆さんが日頃考える防災対策は、建物の耐震対策、備蓄、非常用の蓄電、避難グッズなどだいたい大地震を想定したものが中心に考えられていると思います。地震被害は広範囲で被害が大きく、様々な二次災害を呼ぶので、第一に大規模地震を想定した防災対策が主に行われていると思います。また昨年起こった熊本地震や、まだ復興が終わっていない東日本大震災が私たちの記憶に大きく残っていることから、大地震に対する備えを気にしている方はとても多いと思います。
しかし、過去日本の歴史の中では地域を問わず恐れられていたのが「大火」と呼ばれる火災被害でした。きっかけが地震であっても歴史上は「大火」として記録されているくらい、特に明治以前の人々の間では大変恐れられていた災害です。現在でも大火というカテゴリーはあって、33,000㎡を超える火災に対してそう呼ぶそうですが、あまり聞いた事がありません。防災上の主な話題ではなくなった理由は、建物の耐火性能が上がり道も広くなって、延焼の起こりにくい街並になってきた事と、消防能力が格段に上がったことです。それによって大火は滅多に起こらなくなったのです。
ところが、昨年末糸魚川市で大火が起こりました。市では80年ぶり、全国でもここ20年間で最大規模の火災だったそうです。広範囲に広がった要因は、風の影響で、この地域特有のフェーン現象によって、乾いた温風が吹き荒れた事によるのではないかと推測されています。建築的に見ると耐火性能が求められる「準防火地域」でありながら、その性能基準を満たしていない築年数の古い建物が非常に多い地区であった事が挙げられています。
私たちの住む東京では密集地は多いものの、ここまで火災に無防備な建物が連立する地区は無いと言われています。しかし、今回この強風下で起こった火災は、隣に延焼するだけでなく、強風によって火の粉が飛ばされ、耐火性能の高い建物を飛び越えて延焼しました。となると東京でも予断は許されません。
実際東京でも、火災によるリスクが大きい地区に対して防災の検証をしていて、災害に強いまちづくりの一環として、2013年から火災に対しても対策を始めています。木密地域(木造住宅密集地域)と呼ばれる災害の危険性が高い地域の中で、特に火災の被害が大きいとされる地域が「不燃化特区」として指定されました。この地域の木造住宅は建て替える時には高い耐火性能を求められます。その代わり、不燃化を促進するために建物の解体費用と設計費用の補助がもらえます。
平成32年まで行われる大きな資金援助なので、今のうちに建て替えようと考えている方も多く、東京の防災対策として少しずつ注視されるようになってきました。また、昭和56年以前の建物の建替えに対して助成される耐震建替え制度のある地域では、両方組み合わせて大きな補助金をもらうことも可能です。どちらも特定区域の助成制度なので、密集地にお住まいの方は一度確認してみると良いでしょう。区のホームページでも確認する事が出来ますし、弊社にお問い合わせいただいても結構です。
ここのところ気温が上がったり下がったりして服装に悩んだりすることがありますが、今の季節、急に気温が上がる時に強風が吹き荒れることがありますね。そんな時に火災が起こると、今回のように被害が拡大する恐れが、東京にも十分にあるという事を感じました。出火原因は鍋に火をかけっぱなしでその場を離れた事。火の管理にはくれぐれも気をつけたいですね。
代表取締役 鈴木 晴之
今まで、工事現場で地盤改良するためには表面の土とセメントを混ぜて固める表層改良や、支持地盤が深い場合は太い柱状にセメントと土を混ぜて固める柱状改良という手法が使われてきました。
これらの工法では地中にセメントを混ぜなければならず土壌を汚染するという環境負荷を免れることが出来ませんでした。
日頃から他に良い方法はないかと考えていましたところ、液状化のあった浦安市でリフォームをご希望されているお客様のお宅で画期的な工法に出会いました。傾いた家を直した時の工法をビデオで見せてい頂いて、工法がとても興味深かったので問い合わせをし、その仕組みや施工方法など細かい点まで説明を受け、とても良い工法だと思いましたのでご紹介いたします。
バラバラの粒状体(砕石)を完全に包み込む事で粒子間に生じる大きな摩擦力により強度を発生させるという理論(粒状体の区画拘束原理)で、地盤補強と振動低減を同時に実現することが出来、なおかつ地盤の液状化にも役立つという画期的な地盤補強製品を見つけました。
建物の基礎に使う場合は割栗を敷き並べる代わりにD・BOXを敷き並べ、その上に捨てコンクリートを打つだけで基礎の下地となり、鉄筋を敷きコンクリートを打てば基礎は完成してしまいます。強度はと言いますと200T/㎡も有り住宅に求められる地盤の強度の70倍を超える強度で、この点からも優れた工法と言えます。
施工方法は簡単で型枠の中に広げた一辺が1m位の袋に砕石を詰め、上部をマジックテープで固定して閉じます。(右側の写真)
クレーンや重機を使い吊り上げて施設個所へ設置します、施設完了後ランマーで転圧するだけで地盤改良が完了します。
この工法では使用する材料は砕石ですからとても環境にやさしい工法でもありますし、液状化対策効果、地震動の低減効果、地盤の補強等一つの工法でいろいろな効果がありながら、施工性も良く費用も比較的安価であることなど優れた特徴を持つ工法と言えます。
21世紀に入ってから開発された工法ですが、国土交通省の認定も受け、軟弱地盤での道路の地盤強化等の公共工事にも使われて実績も上げています。保険の対象となるので安心して使える工法です。
身近なところでは東日本大震災でおきた浦安の液状化で傾いた家の補修現場で300例以上の実績がありますし熊本地震の対策でも60例を超える実績があるそうです。
先日、事務所に飛び込みで営業が「万が一の災害に備え常に120ℓの飲料水を備蓄しておく装置です。
タンクの水は日常生活で水道を使用することにより、新しい水に入れ替わる仕組みになっていますので通常は特別な操作は必要ありません。」と、アクアマルチのパンフレットを持って来社ました。
この言葉に興味を注がれました。私は非常時の水をペットボトルで買い置きしていますが、賞味期限になると生活用水に使っています。いつも、もったいないなと思っていたので、このマルチアクアシステムは理想とする貯水の方法でした。
できたら設置したいなと思いタンクの大きさやタンクの中に水アカが溜まったりしないか等、疑問に思う事は全て聞き、展示場にも行ってタンクを見ながら開発のコンセプトや仕組みの説明を受けました。
結果、大和工務店の事務所に近々設置することになりました。金額等、詳細はお問い合わせ下さい。(白井)
2/19日(日)初めて行う「美味しいみそ作り」に沢山のお申込を頂き、にぎやかに行いました。
最初に前の日から水に浸けて置いた大豆を煮て潰す、昔ながらの作り方を見てから煮潰してある大豆に麹を混ぜ合わせるだけの簡易な方法で味噌作りを行いました。
麹と大豆をこねた味噌をだんご状にして、空気抜きの為、容器に投げ込みます。これはストレス解消になると皆さん楽しそうでした。
今度は味噌を使った料理教室を開こうと計画しています。その際にはお声掛けしますので、ぜひご参加ください。
☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:15日(水) 18日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日のお申込みも受け付けます。初めての方は事前に連絡お願いします。
☆パッチワーク教室
日時:14日(火) 28日(火) 4月1日(土) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(お茶代等)
※前日までにお申し込み下さい。