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9月後半に気象庁が東海地震に対する地震予知を前提とした情報の発表を取りやめるというニュースが流れてきました。これは40年近くにわたり東海地震は2・3日前に地震予知が可能で、観測データから地震の前兆現象だと判定した場合には政府の警戒宣言とともに発表され、警戒宣言が発表されると、鉄道の運行や高速道路の通行が規制されたり、学校の休校や金融機関、デパートなどの営業が中止されたりします。この地震予知が出来なくなるという大変なニュースなのです。
地震予知が出来ると考えていた根拠は図のような地盤のひずみが地震の前に少しずつ滑り始まりその滑りを観測することで、2~3日前には予報が出せるということが前提でした。しかし、その後地震の研究が大きく進み、メカニズムや地下の岩盤の動きがわかるようになると滑りが起きても地震に結びつかない静かな地震といわれる動きがあり、地震を予知することが難しいことがわかってきました。
地震予知はできないという研究者はたくさんいて以前から予知のための研究より基礎的な研究にお金を使うべきだという意見がありました。今回はやっとこの意見通りになったということです。予知はできないけれど地震は確実に来るわけですからその対策は考えなければいけません。
江戸川区では避難場所である小中学校の耐震化は100%完了しておりますし、避難場所を開設するための訓練も毎年行われております。私たち建築士は避難場所が安全であるかの確認をする業務を江戸川区と締結しており、それぞれの建築士が担当する場所も決められています。わたくし後関は一之江小学校です。
このほかにも江戸川区のHPには防災マップがあり、その中には「地域危険度ランク図」「液状化予想図」「地震防災マップ」「洪水ハザードマップ」「給水所・応急旧水槽所在地」等役に立つ情報がたくさんあります。ご覧になってみてください。
ちなみに弊社の場所は防災マップによりますと、総合危険度ランク3、建物倒壊ランク3、火災ランク3、液状化マップでは液状化の可能性がある地域になっています。洪水水位では1mから2mの範囲に入っております。江戸川区では標準的な場所の様です。
以前紹介したレジリエンス住宅のチェックリストと合わせてお調べになると参考になると思います。(後関)
近年、コンピューターウィルスなどによるサイバー攻撃の被害が増えています。弊社では以前よりコンピューターのセキュリティ対策をしておりますが、近年大流行しているランサムウェア対策として、先月新たなシステムの導入を行いました。
そもそも、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアやプログラムの総称を「マルウェア」といいますが、この「マルウェア」のうち “ランサム(身代金)” を払うように要求するものを「ランサムウェア」と言います。日本では今年、中学生がこのランサムウェアを作成した容疑で逮捕されたことでも話題になりました。
現在、“WannaCry(泣きたくなる)”というランサムウェアが世界中で猛威を振るっていますが、もし自分のパソコンが感染するとどうなるでしょうか? ExcelやWordでファイルを作成すると、ファイル名の後に “.xls” や “.doc” という拡張子が付きますが、その拡張子が全て “.wcry” に変換され、ファイルが開けなくなります。
そしてファイルを開くようにして欲しければ大人しくお金を払えというような脅迫メッセージがパソコンに表示されます。(このWannaCryは海外で作成されたものなので脅迫文も本来は英語なのですが、日本ではgoogle翻訳で雑に日本語訳されたメッセージが届くそうです。)お金の支払はビットコイン(仮想通貨)によって決済されます。
このビットコインは匿名性が高いため犯罪にも使用されやすいのですが、メッセージではご丁寧にビットコインの取得の仕方や支払方法なども説明されているようです。
しかし本当に恐ろしい点は、感染したパソコンだけでなく、そのパソコンがアクセスできるファイルサーバーやインターネット上のクラウドサービス、またそこにアクセスできる他のパソコンや端末まで感染してしまうことです。
海外ではネットサービス事業者が倒産寸前まで追い込まれるという事件まで起きています。文字通り泣きたくなります。
このような被害からデータを守るには、まず定期的なデータのバックアップやアンチウィルスソフトの更新が必要です。またメールに添付されたファイルやリンクはむやみに開かないよう注意してください。
更に事業者であれば他のパソコンやサーバーに二次感染しないよう対策が必要です。(弊社が今年導入したのは、この二次感染対策用のシステムです。)心配な方は、①現在行っている対策 ②予算 ③優先順位(何を一番に守りたいか)を書き出して専門家に相談し、大切なデータを守りましょう。(立木)
10/22日(日) 新しくなった松江五中を中心に一之江親水公園沿いで恒例のふるさとまつりが開催されます。
親水公園沿いに建つ当社の前を小学生のパレードが通ることもあって、13年前からお祭りの仲間入りをしています。
昨年好評の鉋で木材を削った「my箸作り」を今年も行います。数種類の木の違いや香りを楽しみながら箸を作ってみませんか・・・my箸作り券をご持参ください。
また事務所の1階では当社で行っているパッチワーク・かご作り教室の作品や可愛い小物など展示販売します。
憩いの場になるような楽しい企画も考えています。どうぞお立ち寄りください。
最近、キッチンや浴室等の取り替えと一緒に内装のリフォームをお考えの方と打ち合わせをする事が多くなりました。
先日70才を過ぎたご夫婦とユニットバスの実物を見ながら発注前の最後の確認をしましたが、予算的に浴室暖房は止めておきますと言われました。
冬の寒い浴室でヒートショック(急激な温度差によって体に及ぼす影響)を起こし入浴中に亡くなる方のほとんどが65才以上・・そんな事が頭をよぎり「他を見直してでも浴室暖房は絶対に付けましょう。」と、若い時では考えられない強引さで、設置する事をお勧めしました。
冬になったらきっと浴室暖房を付けて良かったと喜んで頂けると思います。(白井)
☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:11日(水) 21日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日のお申込みも受け付けます。初めての方は準備がありますので事前に連絡お願いします。
☆パッチワーク教室
日時:10日(火) 24日(火) 11月4日(土) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(お茶代)
※ 前日までにお申し込み下さい。