Gコミ
G-Comi
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右のグラフを見てください。これは断熱性能の違いによる健康への影響を調べたデータです。このデータは平成15年以降35000人を対象に行ったデータで、断熱性能が良くなればなるほど健康状態が改善していることが分かります。
2020年までには改正省エネ基準に適合した省エネ住宅が義務化される予定でしたが見送られて、設計者が省エネ住宅について説明することが義務化されるにとどまりました。残念なことです。しかし高気密高断熱住宅が健康に及ぼす良い影響はこのような調査からもはっきりしています。
私の経験でも喘息には相当な効果があり、数人の方から喘息が改善し発作が起こらなくなったという嬉しい声をお聞きしています。断熱性能がよくなったことで室内の温度差が小さくなり過ごし易いこと、計画換気により結露が起こらないのでカビやダニの発生が抑えられることや室内の空気が計画的に入れ替わりほこりがたまりにくくなり、空気をより清浄に保てることなどの結果だと思います。
最近「高気密高断熱」をうたい文句にした住宅の販売広告をよく見かけますが、ネット等で住宅性能についての質問や冬に寒いなど問題点の指摘が随分あります。基本的には、残念ながら気密断熱について十分な知識と施工能力が足りないために起こったことの様に感じます。
高気密高断熱住宅とはその名の通り断熱性能と気密性能を高めた建物のことです。このためには断熱性能の良い断熱材を隙間なく、そして出来るだけ厚く施工することです。そして計画していない隙間を出来るだけ少なくすることが大切なのです。断熱材を沢山使っても隙間が有れば、その隙間から冬ならば冷気が夏ならば暖かい空気が出入して室内の温度に大きな変化をもたらしてしまいます。人の場合で考えますと寒い冬には厚いセーターを着れば暖かいですが、外に出て強い風に当たると風を通してしまい寒いのでウィンドヤッケを着て風を防ぐことをします。建物でもこれと同じことが考えられ計画外の隙間をなくすことはとても大切なのです。 省エネルギー法では気密のことは触れていませんので、設計者も施工者も気密には十分な注意を払っていないため、気密が悪く隙間風が入り、寒いと感じる家が出来てしまうようです。
断熱は断熱材の施工状況を目視でも判断が出来ますが気密は目で 見て確認することが出来ませんので気密テストを行います。これは 機械を使い室内の空気を抜いていき、室内の空気圧を外気に比べて マイナスの気圧にして建物の内外に気圧差を作り、隙間から侵入し てくる空気の量を測る方法で隙間の量を図ります。隙間の量は隙間 相当面積(C値)として表しますが、この値は床面積1㎡に対して 隙間が1㎠の場合C値が1となります。ちなみに30坪(100㎡) の家ではC値が1の家では計画外の隙間の総量は100㎠です。このくらいの隙間量の家を作れると暖かい家になると思います。実際に測定してみると思いがけない所から隙間風が入っていることが有ります。弊社では測定をしながら隙間を塞ぐ事などしてC値0.5を目指して施工しています。
この様な隙間のない家を作りますと人が生活するために必要な空気が足りなくなってしまうことが有りますので、今では24時間の機械換気を建物ごとに義務付けています。この換気量の目安は建物の気積の約半分を1時間で交換するという量です。この根拠は室内の二酸化炭素(CO2)濃度を1000PPM以下にするという事でWHOが決めた数値です。室内で人が長時間、健康に暮らすために必要な換気量です。
ここまでの性能を持つ建物は冷暖房費用の少ない省エネ住宅になり、太陽光発電機を屋根に乗せればZEHと言われる、ゼロエネルギーハウスも出来ます。
高気密高断熱住宅は良いことずくめの建物なのですが、息苦しいのではないか、窓が小さくて暗いのではないかなど心配をなさる方もおります。換気のことは先ほど説明した通り心配はいりませんが、性能をよくするためには窓を小さくすることは有効な手段ですし、もともと寒い地域で始まった技術ですから窓の大きさはあまり問題にならなかったと思います。しかし寒さ対策だけでなく暑さ対策にもなり、そのうえ健康にも良いという事が分かってきた今ではあらゆる地域でこの建物が建てられるようになってきました。当然のこととして大きな窓を作り心地よい風を取り入れたいと思います。断熱性能だけを比べますと開口部の断熱性能は壁の1/3しかありませんので悪くなりますが、より断熱性能の良い窓を取り付けたり、開口が大きくなると入って来る夏の日射を霧除けなどを使い防ぐことでエネルギーコストを下げることも出来ます。
高気密高断熱住宅とは住宅建築の手法の一つであり、快適性や高い省エネ性を求められる建物の技術です。これを求めるならば、この技術を基本にして日射遮蔽や日射取得、彩風や蓄熱当の工夫をしてより快適な省エネで健康が保てる住宅を作れると思っています。(後関)
私たちが仕事をすればするほど、人々の暮らしも自然環境も豊かになる。をコンセプトに、家具や生活雑貨の製造・販売などを行う「ワイス・ワイス」の代表取締役 佐藤岳利氏に表参道のオフィス兼ショールームでお話しを聞きました。
〚今、日本の林業や製材業は、海外産の木材の影響を受けて危機的状 況にあります。林業地域には、木材があり、職人がいて、加工の技術も あるのに仕事がない。こうした地域と連携し、仕事と利益や収入を届け ることが私たちワイス・ワイスの「仕事」です。地域にお金が回れば、 山林が整備され、山を健康に維持できます。いわば「森をつくる家具」 をつくっているわけです。
「豊かなくらしをつくるライフスタイルブランド」を目指してワイス・ワイスを設立したのは1996年。業績は順調 でしたが、次第にデフレの波に飲み込まれ、利益が上がらなくなりました。かっこよくておしゃれで、しかも安い物を。そんな同業他社との競争が続く中で、熱帯雨林で伐採された木材や、不当に安い価格で取引された木材を使った家具が出回っていること、さらに、そうした海外産の安い木材が国産の木材を追い詰めていることを知り、ショックを受けました。それなら、日本の木を使って家具を作ろう。環境や社会を破壊するような木材を使うのはやめよう。
そう考え、2008年に産地の森林を守り、環境を考慮した企業活動を社会に約束する「グリーン・カンパニー宣言」を発表しました。現在連携している林業地の一つ、宮城県栗原市の栗駒木材は、東日本大震災の被災地でもあります。被災後に「未来に向けた仕事を作れないか」と相談を受け、製材所の職人さんに栗駒山の杉で家具を作ってもらう事業を計画しました。構想から2年がかりで完成した家具ブランド「KURIKOMA」は、発表すると大評判に。現在は、職人さんに加えて近くの障害者施設の方にも働いていただき、新しい雇用も生まれています。
家具を使う人と、林業に携わる人や地域を繋ぎ、お互いを豊かにする会社として存在したいと考えながら、日々仕事をしています。オリジナルブランドの家具は全て、伐採地の森林環境や地域社会に配慮した木材であるフェアウッドを使っていて、そのうち50%以上が国内産の木材です。〛
信念を持って仕事をする人の強さ、優しさを感じながら話に聞き入りました。 自分自身もポリシーをしっかり持ちながら仕事をしていこうと改めて思いました。(白井)
はじめまして、3月より入社しました、大和子凛です。
入社の動機は、まさにこのGコミです!それまで、ずっとこの会社で 働きたいとGコミを見ており、社員募集の文字に「待ってました!」 とその場で電話にて応募しました。
会長が応対してくださったのです が、その場の流れで電話面接になり「まあ、とにかく一回来てみたら ?」と。二度の面接の後採用していただきました。担当は、事務経理 になります。
毎日、慣れない仕事ばかりですが、持ち前の明るい性格とめげない心で前向きに取り組んでいます。
今年は、新卒大工2人と西尾を含め4名の入社があり活気のある大和工務店になったのでは?と自負しております。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。どうぞよろしくお願いいたします。
毎年好評の花火を折ります。鉛筆と鶴の2パターンです。
お申込みの時にどちらにするか伝えて下さい。
日 時 8月17日(土) 午前9:30~
場 所 大和工務店1階(一之江親水公園沿い)
江戸川区西一之江3-39-21
費 用 200円(おやつ付きです。)
お申込 TEL 03-3651-2474(白井迄)
8/9日(金)迄にお申込下さい。(当日も空きがあればOKです)
8月11日(日)~8月15日(木)
ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、宜しくお願いします。
☆荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:7日(水) 24日(土)
午後1:30~ 費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。初めての方は事前に連絡をお願いします。
☆パッチワーク教室
日時:6日(火) 27日(火)
午後1:30~ 費用:1ヶ月 300円(お茶代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。