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先月号でお知らせした「島根の木の家」内覧会が、お陰様で大盛況でした。
当日は、オーナー様のご友人5 組、現在設計中のお客様5 組と合わせて、30 組近くのお客様が見え、大変賑やかな内覧会となりました。
杉と檜を貼った天井や腰壁、床に、壁一面の棚と机、キッチンや洗面台など水回りまですべて手作りの木の作り付け家具をあしらい、家の中いっぱいに広がる木の香りが都会では感じられない空間を演出しています。
大げさかもしれませんが、普段東京近郊の人工物に囲まれた街並みで暮らしていると、家が完成するたびにこういった自然の素材の大切さを改めて実感します。
コンクリートの集合住宅に住んでいたオーナーご家族にとっては、ガラリと変わる環境が今後の暮らしに多くの良い影響をもたらしてくれるでしょう。
見学会では、初めて住む土地に新築した家にもかかわらず、ご近所の方が沢山見えました。
このあたりは駅から近い割に道が整備されず、空き地が多い中にちょっと古い家が点々と建っていて、ところどころに築年数の浅い分譲住宅が建ち並び、そこだけが住宅街になっています。
そんな少し中途半端な感じがする町並みには、天然の木を沢山使った家は珍しかったようです。
来場された方は「いつも通りすがりに見ていて、この辺には無いいい感じだったので」と、中を見る機会があった事を喜んでいらっしゃいました。
木材は見た目だけでなく、調湿作用や香りなど、人が住む環境にとても良い効果をもたらしてくれます。
しかし、木をふんだんに見せるデザインは高価になってしまい手が届かないものだとあきらめてしまっているのが現実です。
私達は専門家としての一方的な判断から、見せる部分には素性の良い高価な木材を押し付けがちですが、住む人と一緒になって安い素材を味として使い分け、一緒に作り上げていく事によって、大きなコストアップをせずに「木」を活かした家づくりをすることが出来ます。
今回ご来場いただいたご近所の方達はお施主様と同じ子育て世代の30代後半から40代前半ばかり。
経済的には苦しい時期だけど、家を建てるタイミングとして一番多い世代です。
こだわりとコストの狭間で悩む事がほとんどでしょう。こういった方達にとって、時間をかけてじっくり一緒につくる「自分だけのこだわりの家」を実現させた一つの例として見ていただけたのではないでしょうか。
代表取締役社長 鈴木 晴之
「知っておきたい液状化の話」勉強会で分かったことを少し書きます。 液状化がなぜ起こりどのような現象なのか、また防ぐための対策や起きてしまった時の対処方法について学びました。
液状化現象は、地下水位が高く、締め固められていない砂質地盤で起こる現象です。
「液状化」という名前の通り、今までしっかりと建物を支えていた地盤が、地震による揺れを受けることにより液体のようになります。これは砂粒が相互にかみ合っていた状態がはずれてしまうために起きるのです。
このために重い建物は支えられなくなり沈み込む一方、内部が空洞になっている軽いもの(マンホールや浄化槽)は浮き上がって地面から飛び出します。
液状化の起きやすい土地の条件は、過去に起きた液状化発生の事例ボーリング調査やコーン陥入試験をして液状化が起こりやすい土(砂がちの土)があるかどうか、ある場合はその深さや厚さなどを調べる必要があります。
この様なことは土地選びの段階で行うことはできませんので以下の項目に該当するかどうかをチェックして、液状化の危険性が高いか低いかを判断してください。
①若い(新しい)埋立地。(この近辺では浦安市の一部)
②旧河道・旧沼地(昔、川や沼があった場所
③大きな川の沿岸(特に氾濫常襲地)。
④海岸砂丘の裾(すそ)・砂丘と砂丘の間の低地。
⑤砂鉄や砂礫を採掘した跡地の埋め戻し地盤。
⑥沢埋め盛り土の造成地。
⑦過去に液状化の履歴がある土地。
上記の項目は、日本で過去に起きた液状化発生の事例約16500 地点の分析から得られた液状化が起こりやすい土地の条件です。
東京都の場合は、液状化危険度マップがホームページ(下記にHP 記載)で公表されています、今回の地震で起きた液状化の結果も踏まえた、最新の情報で改訂してありますので参考にしてください。
このデータには古い地図も同時に公表されていますので、ご自分の住んでいるところを重ね合せてみると昔の状態がよくわかりますので参考になります。
戸建て住宅新築時の液状化対策には次のような方法があります
①深層混合処理工法(柱状改良工法)。
②小口径杭工法(5センチくらいの鋼管を30センチ間隔位に打ち込む工法)。
③浅層混合処理工法(表層改良工法)
④注入工法(地盤の下に硬化剤を注入して固める工法)
⑤基礎の剛性向上(鉄筋コンクリート構造)
ただしこのような液状化対策工法は、沈下そのものを防ぐものではなく、不同沈下の発生やその影響をできるだけ抑制しようとする意図で示されたものです。したがってこれらの工法は通常の軟弱地盤に対する不同沈下対策に用いられており、江戸川区等の比較的地盤の柔らかい土地では一般的に用いられている工法です。
費用は50万から600万円くらいかかります。費用対効果を考えて工法を選択する必要があると思います。
不同沈下被害の形態には上記2種類のタイプがありますが、戸建て住宅の場合は一体傾斜という形が多く、これは建物には変形がなく全体が傾くという被害です。
この場合には建物にはほとんど損傷はなく、水はけや居住者の健康障害など使用上の不都合や、居住者の平衡感覚の不調による健康被害があった場合に直すことになると思います。
沈下量でいうと5センチくらい、傾斜角で表現すると6~8/1000程度になるようです。
修復方法はいろいろありますが、基本的には住みながらの改修が可能で、費用は200~1000万円程度かかるようです。
以上のことから今後液状化が起こる可能性が高い土地に戸建て住宅を建てなければならない場合は、べた基礎にして基礎の部分を少し大きめにしておくぐらいの対策を講じておけば万一の場合にも比較的安価に修復が出来るのではないかと思います。
浦安市が試算した地域全体を改良する液状化対策では経費が掛かりすぎて実用的ではないと思われます、費用対効果を考えると、上記のような考え方がよいように思います。
日時 10 月23 日(水)~25 日(金) 10:00~17:00
場所 東京ビックサイト(有明・東京国際展示場)
東2・3・4 ホール
入場料 ¥1,000
東3ホールの工務店支援コーナーでは全国中小建築工事業団体連(当社も参加)工務店サポートセンターよりさまざま情報発信が行なわれています。
一般の方にも興味深い内容ですので、お出掛け下さい。
(入場券がありますので、ご希望の方に差し上げます。
10/27日(日) 昨年から松江五中が工事中のため松江六中を中心に一之江親水公園沿いで開催されます。
親水公園沿いに建つ当社の前を小学生のパレード隊が通ることもあって、9年前からお祭りの仲間入りをしています。
当社で行っている教室の作品や紙粘土で作ったクリスマスグッズや動物のアクセサリーなど販売する予定です。
その他、楽しい企画を考えていますので、どうぞお立ち寄りください。
[御無沙汰しております。松戸のMU でございます。
暑い日が続きますが、間違いなくお元気ですよね。
去年から屋根の遮熱・断熱の夏の報告をしようと思いつつ・・・・・
二度目の夏を迎えてしまいました。屋根の下に暮らしている私ども、見事に違います。涼しいです。
1階から2階に来ると、夏はムッとしていたのですが、今は涼しいのです。
そして屋根裏は触っても全くではありませんが熱くなることがないのです。
白井さんと会長の助言がなければ、間違いなく遮熱・断熱はしなかったと思います。
冬は冷え冷えする事なく暖かく、夏は蒸しかえることなく・・・遮熱・断熱・・・大正解でした。
チト・・・貧乏なM 家にとってはお金はかかりましたが・・・いつも良きアドバイスありがとうございます。
夏はこれから、お体に気をつけて、しっかり稼いでください。]
M 様は16 年前に二世帯住宅を新築しました。ご夫婦共、ユーモアたっぷりの楽しい方で電話で、いつも話に花が咲きます。
荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:26日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
パッチワーク教室
日時:8日(火) 19日(土) 22日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※両教室とも前日までにお申込みください。