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弊社も参加する工務店の全国組織、一般社団法人JBNが広島で全国大会を開きました。
初日と2 日目の午前中にかけて、60 人の大工が競い合う、大工の技能コンテストも行われました。
参加者の技術は素晴らしく、作品は個性にあふれ、高度な技術で組まれている作品がたくさんありました。(左写真:大工技能大会で優勝した作品)
2日目の全国総会は約700 人が参加し、総理大臣在任中に200 年住宅構想を発案し、現在の長期優良住宅政策の口火を切った、元総理大臣の福田康夫氏に記念講演をして頂きました。
福田氏のお話は欧米の住宅に比べ日本の住宅の寿命があまりにも短いことに疑問を持ち、「造っては壊す住宅ではなく、二世代三世代と受け継がれていく家造りで、国民が経済的にゆとりを持ち幸せになる事が大切だ。
また、皆さんがコストをそれほど掛けずにいい家を造れば、国民に恩恵を与えることが出来る。」などと話し、長期優良住宅など長く住み継がれ資産価値のある住宅を供給する重要性について指摘されました。
3日目は5 つのテーマで分科会が開かれ、テーマごとに活発な議論が展開されました。分科会の一つでは、木造建築の未来形である大規模木造の手法や効能が議論されました。
規模の小さい公共建築は木造にしなさいという法律が出来て、各地で大断面集成材を使った建築物が建ち始めていますが、昭和34 年に公共建築物は木造で造ってはいけませんという閣議決定があり、長い間大規模な木造が細々としか作られていなかったため、設計の技術や施工能力が追い付いていません。
いまいろいろな場所に木造の建築物が建ち始めています。デザインも美しいものがたくさん出てきました。
これらの木造建築は私たち工務店の施工によらなければならないところですが、十分な対応が出来ていないのが実情です。
また実例や体験報告などがあり、大いに盛り上がって大会を終了しました。
弊社でも最近、門型ラーメン構造による木造建築を2 棟手掛けています。また、弊社の事務所は20 年前に建築した大断面集成材によるラーメン構造と筋交いを併用した木造建築です。
当時は現在のような集成材や金物もなく木材は輸入し、金物は自作するしかありませんでしたが、大工や職方が力を合わせて造り上げました。
木造は鉄骨造やコンクリート造に比べ重量が軽いので、基礎を小さくできます。特に江戸川区のような地盤が比較的弱いところでは費用対効果が高い建築です。この為、耐火建築物を木造で造ることがかなり普及しつつあります。
木造は本来、地震にも強いものですから、大地震が来ても倒壊するようなことはありません。3 年前の東日本大震災でも倒壊したのは老朽化した建物で、それ以外はほとんど倒壊していません。これからは、環境にも優しい木造の建築物が増えていくことでしょう。(後関)
最近地震が多いように感じます。それも千葉県が震源の地震です。
これも東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震なのでしょうか、東京湾直下型地震の前兆ではないかと不安になります。小笠原諸島では新しい島が出来つつあるようで、地震と火山の両方が活発になってきているようです。
以下、内閣府及び、火山噴火予知連の資料よりご紹介致します。
グニチュードは理科年表による 出典:東京大学地震研究資料を基に内閣府で作成
これまで世界各地で発生したM9 以上の巨大地震は、例外なく火山噴火を誘発したと考えらます。
これは地震のマグニチュードが大きいと応力変化を起こす領域も広くなり、震源域から離れたところにある火山にまで影響力が及ぶからだと考えられます。20 世紀半ば以降、M9 を超える地震が発生した地域では、いずれも近くの複数の火山で数年以内に噴火が生じているのです。
2010 年のチリ地震はM8.8 で、直後には近くのどの火山も噴火しませんでした。地震の規模がM9 に達しなかったから火山噴火を誘発できないのかと思われましたが、1 年3 カ月後の2011年6 月にコルドンカウジェ火山群の噴火が始まりました。この噴火もM8.8 の地震に誘発されたと考えられています。
このように過去の事例を振り返ると、M9 に達するような巨大地震の場合には必ず火山噴火が誘発されてきたわけですが、では、このたび日本観測史上最大のM9 と認定された東北地方太平洋沖地震の場合はどうでしょうか。
3月11日の地震発生直後、北海道から九州に至る20 の火山で直下の地震活動が活発化しました。多くの火山は1~2日で平常状態に戻りましたが、箱根山(神奈川県・静岡県)と焼岳(長野県・岐阜県)では有感地震も発生しており、1 週間以上地震活動が高まった状況が続きました。
また、3 月15 日には富士山の直下15km の深さでM6.4 の地震が発生。余震の震源は山頂直下5km の深さまで伸びる垂直板状の領域を形成して、2 週間以上にわたり活発な余震活動が続き、1 年以上経ってもまだ影響が残っていました。
この地震については気象庁が「静岡県東部地震」と発表したことから、富士山の直下で起こった地震だとは気付かなかった人が大部分でしたが、火山研究者の多くは「もしかするとこのまま富士山噴火につながるのでは・・・」と考えたのです。
しかし、その後の調査でマグマの移動を示す兆候は見られませんでしたから、私自身、ほっと胸をなで下ろしたというのが正直なところです。
このように東北地方太平洋沖地震の影響によって多くの火山で地震活動が高まった事実はあるものの、これまでのところ噴火には至っていません。霧島山新燃岳と桜島(いずれも鹿児島県)は3 月11 日の地震の直後に噴火を起こしていますが、この二つの火山は元々、活発に噴火活動を繰り返していたので、果たして地震の影響で噴火したのか、たまたま地震と重なったのかは判断が難しいところです。しかし世界の他の巨大地震の例では、数年たってから火山噴火が誘発されたと考えられる例もあることから、まだまだ予断を許さない状況です。
M9 ほどの巨大な地震では、場所によっては一辺数百km 以上の地盤が数十m ずれるため、その影響は広域に及び、すぐには収まりません。地震発生後も大きな余効変動が継続しており、今後数年から数十年程度は震源域周辺の広い領域で地殻応力状態が変化すると予想されます。
つまり、日本に暮らすわたしたちは、大きな余震や誘発地震に備えるのはもちろんのこと、火山噴火の誘発にも今しばらく注意する必要があるといえるでしょう。(東大名誉教授 火山噴火予知連絡会会長 藤井 敏嗣氏のコメントより一部転記)
小笠原の島が出来るだけで済めばよいですが、なんとなく不安になるこの頃です。ただ、最近20 年前ぐらいから建築された住宅は地震で倒壊することはほとんど考えられません。東京の場合救援が遅れることが考えられますので、生活物資を十分に蓄えておくほうが良さそうです。東京都の防災計画でも1 週間分を備蓄してくださいと言っています。備えあれば憂いなしと言います、身の回りに注意して十分な備えをしておいたら良いのかなと感じています。
日時:1 月12 日(日) 13:30~
ユズの実と砂糖だけで作るユズジャムです。詳細は次号で・・・
―『今』つくる地球の『未来』―
日時 12月12 日(木)~14 日(土) 10:00~18:00(日17 時)
場所 東京ビックサイト 東展示場 入場料 無料
一般消費材から産業材までのあらゆる「エコプロダクツ」が紹介されます。
地球環境に与える影響を少なくした製品・サービス=「エコプロダクツ」。
人間をはじめ、様々な生物の命をはぐくむ地球を次世代につなげていくために、私たち自身があるべき地球の「未来」を想 い、環境問題解決を目指したビジネス創出や技術開発、持続可能な社会や地域づくり、自然と共生できる暮らし方について、「今」問い直し、行動していくことが大切です。
子供から大人まで楽しめ環境を考える展示会です。ご家族連れでお出かけください。
先日、お客様からご両親の保険について聞かれたので、安心して相談できるファイナンシャルプランナーを紹介しました。後日、お客様から「的確なアドバイスを頂いて助かりました。」と、お礼の電話がありました。他の方もきっと住宅ローン・減税・年金等、お聞きになりたい事があるのではと思い、企画しました。
日時:1 月19 日(日) 午後1:30 分~ 事務所1階 詳細は次号で
12月28日(土)~1月5日(日)
給湯器やエアコン、排水が流れにくいなど、気になる箇所がございましたら早めにご連絡ください。今のうちに直しておきましょう。
荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:11日(火) 21日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日の申し込みも受け付けます。
パッチワーク教室
日時:10日(火) 14日(土) 24日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※前日までにお申込みください。