江戸川区にある老舗工務店。東京都と千葉県を中心に施工を手掛けております。

大和工務店

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Gコミ218 2014年01月号

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
お蔭様で弊社は創業161年目を迎えます。

世の中と共にゆっくり歩んで来た住宅は、この数年良い方向に加速しています。
以前から考えられていたライフスタイルに合わせたスマートな家づくりが、地球環境の為に国を挙げて行われるようになり、国産の材や技術を使う働きかけから日本の伝統の質の良さやデザインが見直されて来ました。

この家づくりの方向は弊社が長年続けてきたものだと感じており、地道に続けてこられたのも、お客様や地域の皆様に温かく見守っていただけたからだと思っています。

今、後益々良い家づくりの方向性を見失わずに、真面目に一歩一歩、歩んで行きたいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

スマ@ホームプロジェクト はじまりました。

工務店がつくる工務店の組織「一般社団法人JBN」で、参加する工務店の中からさらに良い家づくりに賛同する工務店が100社ほど集まって、家づくりのWEBサイトを立ち上げました。

「スマートホーム・プロジェクト」は、家を建てようと思った住まい手の想いと、作り手である工務店やメーカーとの幸せなマッチングが生まれるプロジェクトで、参加する工務店の素晴らしい事例をコンセプト別に多数掲載して、それを集めていくと自分の家づくりプロジェクトが出来るという物です。今までになかった全く新しい試みで作ったサイトで、工務店の家づくりが一目でわかるものになったと思います。

弊社はまだ数点しか事例を載せていませんが、今後沢山の事例を弊社が建てさせていただいたお客様の家の中から順次アップしていく予定です。

「スマ@ホーム」で検索していただくとトップに出てくるので、どうぞ皆さんご覧ください。

代表取締役社長 鈴木 晴之

見直される木造住宅

首都直下地震に対する東京都の防災計画が見直され、東京湾岸沿いの一部地域では震度7の想定をしています。

江戸川区の南側もこの地域に含まれています。また最悪の場合死者は東京都全域で、23000人を超えるという予想が発表されました。

江戸川区でも同時に見直された防災計画が発表されています。30年以内に70%の確率で地震が来るとの予想もあり、行政としても準備だけはしておかなければとの対応と思われます。古い木造家屋の密集地帯では火災の発生も予想され被害を大きくすることも考えられています。

ただ、最近の木造建築(住宅)は地震はもちろんですが、火災にもずいぶん強くなっていまして、木造でも鉄骨造やコンクリート造と同じように耐火建築物まで作ることが出来ます。

弊社でも今年は木造の耐火建築物を2件手掛ける予定になっています。

以前にも木造の強さに触れたことがありますが、今回はもう少し詳しくご説明しようと思います。

昭和25年に建築基準法が出来、木造住宅にもその基準が適用され、基礎は無筋ですがコンクリート造りに、筋交いや金物なども使われるようになり、経験でしか規制されなかった工法が法律でも決められるようになりました。

その後、昭和34年に伊勢湾台風で木造建築に大きな被害が出たことを憂慮して日本建築学会が、防火、耐風、水害の被害にあわないためとして、公共建築物の木造禁止を決議しました。

この決議が日本の木造建築を衰退させる元凶となり、平成22年10月1日の「公共建築物等における木材利用の促進に関する法律」の施行まで、特に大規模な木造建築物は細々としか建築されませんでした。

また大学の建築学科にも木造を専門とするところは少なく、法律施工後公共建築物を木造化しようとするときにも、技術者や設計者が足りないために思うように建築されていないのが実情です。

東日本大震災の復興住宅においても木造化できるはずの建築物がコンクリート造になってしまっている現状があります。

その後も小さな法律の改正はありましたが昭和56年6月1日に構造基準の大改正が行われ現在に至っているわけですが、56年以前に建築された建物は、阪神淡路、東日本大震災でも大きな被害を受けています。

この為に56年以前に建築された建築物の耐震補強にかかわる費用の一部を国や地方自治体が助成して耐震化を促進し、大地震でも倒壊しないレベルまで補強して地震時の被害の縮小を図っています。

平成12年には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)という長い名前の法律ができ住宅の強さや快適性等の性能評価をしてその内容を記録に残すことが始まりました。

同時に住宅の寿命を70年以上にするための方策の一部として雨漏りと、構造の瑕疵を施工者は10年間保証しなければならないことになり、任意加入ですがそのための保険もでき、平成22年に成立する「住宅瑕疵担保履行法」で10年保証の瑕疵担保の保険を義務付けされるまで続いていました。

21年6月には「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で品確法で求めていた70年住宅から100年以上済み続けられる長寿命住宅を建築することを求められるようになりました。また補修や改修の履歴も記録することが求められ、その記録は第三者機関に預けて30年以上管理しなければならないことになっています。

ここでほぼ新築住宅の強化は完成したと考えられています。この様な経過をたどって日本の木造住宅は地震にも火災にも強くなってきました。少なくとも品確法以降(平成12年)に建てられた建物は安全性が高く、今回おこると想定されている地震でも倒壊することはないと思います。

来年以降国が求めていることは既存住宅の長期優良化で、この方向に誘導するための補助金制度を考えて予算化します。昭和56年以降に建築された建物で長期優良住宅に改修しようと考えている人には朗報があると思います。

畳の効用と性能

最近は和室の無い住宅が増えているようですが、お正月はやっぱり「畳、みかん、かるた・・・」と連想するのは私だけでしょうか。

いぐさ・畳にはこんな機能があります。

1 空気浄化
大気汚染の原因となっている二酸化窒素やシックハウス病の原因とされるホルムアルデヒド等を吸着する機能を持っています。

2 保温・断熱性
い草の断面は、スポンジのようになっており、その中に空気がたくさん含まれていますので、羽根布団みたいに適度な温度を保ちます。

3 湿度調節
い草畳表+ワラ床の6畳間では、約3リットルの吸湿能力があるといわれており、乾燥してくると水分を放出してくれるので、自然の湿度調整機と言えます。

4 弾力性
畳は弾力性に優れ、発育期のこどものバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。

5 芳香性
畳表の匂いは、い草本来が持っている「干し草の香り」泥染めの時に使う「染土」がブレンドされたものであり、この香りが嗅覚的にも優しいと言われています。

6 吸音性
タイヤを使った実験では、床表面に柔らかい素材を使うほど、衝撃音が吸収されることが分かっており、床に畳を敷くことで音が軽減されます。

美味しい柚子ジャムづくり 毎年好評です。

ゆずの皮から実、種から出るペクチンも煮立てて使います。捨てるのはヘタと筋くらいですからとてもエコなジャムです。庭先にゆずの実がなっているお宅を見ると「美味しいジャムができるな。」と思ってしまいます。

私も一昨年から時間ができると庭からゆずを取って来て、ジャム作りを始めています。ゆずの香りのただよう中、好きな音楽を聴きながらゆっくりと時が流れます。

皆様も楽しいユズジャム作りをしてみませんか。9回目のIHクッキングヒーターを使った、ユズジャム作りです。

日時 1月12日(日) 午後1:30~4:00
費用 実費   定員12名様
場所 大和工務店事務所1F  江戸川区西一之江3-39-21
※お申込みはTEL03-3651-2474大和工務店迄

『FPプランナー』に何でも聞いちゃおー

ライフプランナーがアドバイスするのは保険だけではありません。ご自身やご家族の将来のことを考えて「人生の地図」を描くお手伝いをします。夢や希望から不安まで、丁寧にお話をお聴きし、その人にあったライフプランを一緒に考え、守られていくようサポートします。

そんなファイナンシャルプランナーに住宅ローン・教育費・減税・年金等、お聞きください。井戸端会議の気楽さでご参加ください。当日の申し込みも受付けます。

日 時:1月19日(日) 午後1:30分~ 事務所1階
費 用:200円 お茶とお菓子がでます。

1月に大和工務店で行う教室

荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:8日(水) 25日(土)  午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※当日の申し込みも受け付けます。

パッチワーク教室
日時:11日(土) 14日(火) 28日(火)  午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※前日までにお申込みください。

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