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国土交通省は住宅リフォーム事業の健全な発達と消費者が安心してリフォームを依頼できる業者選択に役立てるように国土交通省の告示による住宅リフォーム事業者団体登録制度を創設しました。
☆住宅リフォーム事業者団体の登録に関し必要な事項を定め、要件を満たす住宅リフォーム事業者団体を国が登録・公表する。
☆登録された団体を通じた住宅リフォーム事業者の業務の適正な運営を確保する。
☆消費者への情報提供等を行い、消費者が住宅リフォーム事業者の選択の際の判断材料とできるなど、安心してリフォームを行うことができるように市場環境の整備を図る。
この制度は住宅リフォームにおいて、消費者問題が多く発生し争いにまで発展している案件が増えている中で施行されようとしています。
詐欺的な手法でお客様からリフォームの仕事をとっている業者もいて、このような業者は論外ですが、技術やお客様に伝える手段が不足しているために起こる誤解や説明不足による争いも増えています。
また、建築業法では500万円を超える工事は建築業登録が必要とされていますが、実際には建築業法の登録をせずに事業を行っている業者もあり、混乱をしている状態です。
弊社でもリフォーム工事を手掛けておりますが、内装や設備の更新だけの改修は比較的簡単なのですが耐震改修や構造の補強、省エネ改修等、技術と知識の必要な改修工事も増えており、業者によってはきちんとした技術と知識を持ってお客様に納得のいく説明ができない場合には、事件となる可能性はますます増えていくと思います。
また、これからも増えていく大規模な木造建築でもメンテナンスや改修は必要になるわけで、今後建築労働者の高齢化による減少と、木造を中心とした熟練技能者の不足が考えられることから、私たち施工者も技能を高め、今後の需要にこたえられなければならないと思います。このような中で事業者団体に業者の管理や責任をある程度任せ、実態の把握をしていくことは消費者の利益にかなう事に成るのではないかと思います。
この制度が始まると同時に弊社も登録となります。(後関)
日 時 11月12日(水)~14日(金) 10:00~17:00
場 所 東京ビックサイト(有明・東京国際展示場) 東ホール
入場料 ¥3,000(入場券がありますので、ご希望の方には差し上げます。)
木でつくることをあきらめたもの、つくれないと思っていたものが、つくれるとしたら、街はどのように変わるのだろうか?
日本では古くから木材を使って建築を行い、社寺仏閣や城などの世界に誇れる文化を持っています。
しかし近年の日本では住宅以外の建築の主役はコンクリートや鉄のイメージが強いですね。
しかし、法の改正や研究などが進み、木造でも耐火建築が建てられるようになり、広いスパンの空間をつくる工法が開発されています。
またあまり知られていないところで、強い木、腐り難い木、燃えにくい木など、様々な木材が開発され、どんな用途にも対応できるものが揃ってきているのです。実は鉄やコンクリート、プラスチックに置き換えられてしまった「木」が再び新しい材料として建築の主役に躍り出ようとしています。
すでに木造建築は、地産地消のもと森林資源の豊かな地域で積極的につくられるようになって来ましたが、森林を活性化させることは、その地域のみならず全国規模で考えていかなければなりません。特に、森林資源の恩恵を享受している都市部ではその積極的な活用が望まれます。
2020年のオリンピックは、都市木造の可能性を考える貴重な機会と考えられ、実際に都市木造によるまちづくりが行われれば、それ以降の都市の姿に大きな影響を及ぼすことになります。ここに「team Timberize」 の目的があります。
「team Tinberize」とは木構造の研究者を中心としたメンバーで新たな木造建築と都市の可能性を提案し、展示やセミナーを行っている研究チームです。
新木場で10月末まで行われたTimberize TOKYO 2020展に、大和工務店のスタッフと協力業者で行ってきました。
展示物は、オリンピックの施設を木造で作った提案模型と、実際にコンペに出した木造の競技場の模型などで実物大の木造仮設スタンド(ベンチ)なども置かれていました。
展示の仮設スタンドは6段まででしたが、更に組み合わせて大きくする事が可能との事で、荷重の計算も行っているものです。特徴は組立と解体、再利用が容易で、搬入や搬出も軽量な事がメリットとなりそうです。つくり自体も私たちが普段使っている金物やブレスなどが使用されていて、最低限の技術があれば簡単に組み立てられるものになっていました。
施設の木造建築については模型なので全体的なイメージでしかありませんが、選手村やオリンピック関連施設の街全体が、木の色と風合いに囲まれる感じは良くわかります。
写真のような5~6階建の木造建築は、海外では認められているものの日本ではまだ認められていません。通常は3階まで、最近認定された「耐火木造」でも、4階建てまでが限度です。海外では9階建て、10階建てなど、高層や大規模の木造化は進んでいるので、今後は日本でも研究開発されて可能になっていくのでしょう。その他に鉄やコンクリートとの組み合わせによる強度や火に強いハイブリッド木材や木を直行に組み合わせた強度の高いCLT材などがあり実際に燃やした実験材も展示されていました。
北欧やイギリスではこのような新しい木材を使った7~10階建ての木造ビルが実際に建てられていて、ノルウェーでは14階建が建設中との事。その他20~30階前後の木造ビル計画が各国にあるそうです。海外の話しは住宅を建てている工務店にとっては大げさかもしれませんが、この技術が日本でどんどん浸透し、ビルに限らずとも木造全般の建築においてあらゆる可能性が広がる事が期待出来ます。
代表取締役 鈴木 晴之
弊社では毎年、中学生の職場体験を受け入れています。
今年は10月21日~23日(3日間)で実施しました。弊社会長から建築で使う金物について実際の金物を倉庫で探しながら学びその後、現場を知ってもらう為に新築中の現場に行きました。
現場では大工たちが内部工事の真最中で、その手際の良さに驚いた様子でした。大工の邪魔にならないように掃除をしながら、会長から教わった建築金物が実際に現場でどのように使われているのか確かめていました。
初めて登る建築足場に戸惑いながらも、屋根の納まりなどについても学んでいました。
毎年事務所での作業の他に実践的な模型作りなどの細かい作業をしてもらうのですが、今年は少し思考を変えて、“折り紙建築”に取り組んでもらいました。“折り紙建築”とは、飛び出す絵本の様に二つ折りにした折り紙を広げると立体で建築物が飛び出してくる作品で、楽しみながら想像力集中力や手先の器用さを鍛えることができます。
小さなお子さんやお年寄り、家族みんなで楽しめると思うので、皆さんもぜひ一度お試しください。
最後に、中学生の職場体験を担当して3年目になりますが、職場体験を希望してきた中学生たちも毎年みんな個性豊かで、一人ひとりがどんな興味や特技、適性があるのかを見極めるのが難しいなと感じています。体験に来てくれた中学生たちは、工務店=大工の仕事をイメージしてきていることが多いようですが、工務店の仕事の役割についてもしっかりと伝えていきたいと思いました。(梶野)
前号でお知らせしました市川市の閑静な住宅街に建つ自然でシンプルで飽きのこない家。
中身は最先端の性能を持つ高気密高断熱の長期優良住宅が完成します。
お施主様のご好意で内覧会を開催します。
日 時 12月8日(月)~13日(土) 予定 10:00~16:00
場 所 市川市東菅野
❊内覧のお申込み、詳細につきましては(株)大和工務店 ☎ 03-3651-2474迄、ご連絡ください。
日時:11月14日(金)~15日(土) 10:00~17:00(最終日は16:00まで)
会場:タワーホール船堀 1・2階展示ホール
江戸川区船堀4-1-1 入場無料
130社を超える製造業を中心とした企業が一堂に会し展示・実演などを通じて優れた製品・技術力を紹介していくとともにビジネス情報の交流を促進し、企業の活性 化を図ることを目的として開催します。
江戸川区伝統工芸の実演もあり15日(土)はものづくりの体験を通じて、子どもたちの知的好奇心や探究心を育もうと「ものづくり体験コーナー」が開設され、金属ゴマや箱型立体万華鏡作り等が体験できます。大人から子供まで楽しめるフェアです。
荷造り紙バンドを使ったかご作り
日時:12日(水) 29日(土) 午後1:30~
費用:900円(かご1~2ヶ作れます)
※ 当日のお申込みも受け付けます。
パッチワーク教室
日時:11日(火) 15日(土) 25日(火) 午後1:30~
費用:1ヶ月 300円(コピー代等)
※ 前日までにお申し込み下さい。